とりあえず日記

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生活の記録

4月20日(月)カオナシ

この日は出勤。職場に到着する5分前に豪雨に降られ、ゴアテックスのアウターが本領を発揮した。帰り道、ゴリゴリに疲れていたのでこれはコンビニスイーツだと思ってセブンに寄ってシュークリームとカフェオレを買う。店の前はヤンキーがたむろしていたので公園に移動。砂場では母親が子どもを追いかけて楽しそうに遊んでいた。
この日は仕事中、母の職場で感染者が出たことを知る。確かトイレに行った時だと思う。LINEを見て思わず声出た。父も、家族が自宅待機となったことを理由に自宅勤務を命じられたそう。帰りにスーパーに寄って、冷凍野菜を買うかと思ったがけっこう売り切れていて、あてもなくふらふらと同じ売り場を何周もした。
帰ったらリビングで住人が『千と千尋の神隠し』を見ていた。ちょうど「ここで働かせてください!」のシーンで、なんか染みるなあと言って一緒に見た。料理をする気にならず、ごはんだけ炊いて映画を見ながらレトルトのカレーを食べた。途中、住人とカオナシは何を象徴しているのだろうかという話になる。どうやら、宮崎駿曰く「自分の居場所が見つけられない人」のことらしい。カオナシ湯屋で「寂しい」とつぶやいていたけど、最後には銭婆のもとに落ち着いていた。
自室に戻って親に電話。声は元気そう。少し話す。家の中でもマスクをして、買い物にもなるべく出ないようにするらしい。陽性の人が最後に出勤してから今週いっぱいで2週間とのこと。頼むから何事もなく終わってほしい。身体を温めないとやばいと思って控えていた銭湯へ。サウナに少し入るが、おじさんが入ってきて密になったのでそそくさと退出。