5月17日（日）
この日は髪を切りに行く予定。昼から始まるtofubeatsの配信を川沿いで観ればいいのでは、というひらめきを得て家を出る。カレーをテイクアウトして、適当な場所に腰掛けるが電波状況がひたすらに悪い。映像を切って音声のみにしてみてもダメ。むしゃくしゃした気持ちで野良wifiを探すも見つからず、少し落ち込む。
およそ2ヶ月ぶりの散髪。「マスクつけたままにします？」「えと...他のお客さんどうしてます？」「最終的にはみんな外しますね」とのことだったので最初はつけておく。銭湯の話、家の話、職場の話、メトロの話。zest御池の無印良品に寄ってエッセンシャルオイルを買う。自室で精神を落ちつけるための要・急の買い物である。アロマディフューザーは近日宅配で届く。寺町通りに出ると今月末で閉店との報が出ていた三月書房が開いている。店内を舐めるように一周して、穂村弘『現実入門』とZINE作成についての本を買う。いつかZINE作ってみたい。グランピエに寄ってバスタオル代わりに探していたカディを購入。値は張ったが長く使いたい。担々麺を食べて帰宅。途中で梅湯の湊さんと誠光社の堀部さんを見た（気がする）。
帰ったらめちゃめちゃ疲れていた。午前中に干した毛布もTシャツも全然乾いておらず、洗濯の日を間違えたなと思う。あとスマホは早くも通信制限に突入していたらしい。そら屋外で配信は見れんわな。
5月18日（月）
6時頃目が覚めた気がするが結局7時頃まで寝た。しばらく布団の上で「動きたくない...」と呻いていた覚えがある。パンが切れておりグラノラだけを食べ、雨の中バスで出勤。シェアハウスの管理人から、在宅ワーク等の場合は回線に負荷がかかるので有線LANを使って欲しいとのお達しを受ける。LANケーブルは用意してくれるらしいがコネクタがないので電器屋に寄って適当なものを購入。バスの接続が悪くイライラしてしまう。「自転車なら今ごろ家に着いてるはずが...」みたいな気持ちもあったが、単純に空腹だったのだと思う。おれはこの先公共交通機関で通勤したりできるんだろうか...。
5月19日（火）
朝、思い立って近所を散歩がてらコンビニへ。在宅勤務の良さは「通勤時間が不要で可処分時間が増えること」というよりは、こういう気持ち的な余裕にある気がする。夜は諸々の用事を済ませる。
5月20日（水）
仕事が一段と慌ただしかった。なんとか状況把握しながら回しているがわりとギリギリである。自分の責任範囲が不明瞭に感じられるとストレスが爆上がりする。同僚からため息がすごいと指摘された。電話口で話すことが多くなったせいもあると思うが、親しい人からは以前から指摘されていた。「呼吸が下手なのでは」と言われたが、確かに集中していると呼吸止めている気がする。
高ぶった神経のまま自宅に戻ってポストを開けると、例のマスクが届いていて一気に真顔になる。すでに市中にマスクが出回っている中、これの手配・発送・検品・再発送に数億円の税金を.......。
夜はBrainbuster第2回を視聴。isagenのライブめっちゃよかった。
isagenは声がいい。『町』、染み入るいい曲ですね。
5月21日（木）
在宅。ここ最近では珍しく目覚めが悪い。おそらく昼間のストレスのせい。在宅だというのに対人エネルギーを使い果たしている。植本一子『個人的な三月』が届く。惣菜でも買うかと思ったが適当なものがなく、レトルトのカレーを食べる。
5月22日（金）
出勤。久しぶりに頭が重くて働きが鈍い感じ。1時間ほど残業してヘロヘロになって帰宅。夕食は豚肉・ニラ・もやしをコチュジャンで炒めたもの。頭痛薬を飲んで少し寝ても調子がダメだったので銭湯へ行く。何か憑いているんちゃうかと思うほど首・肩・頭が痛い。風呂に入ると幾分マシになった。「神経の高ぶり」という語を覚えてから、セルフケアのリテラシーが上がった気がする。
