とりあえず日記

とりあえず日記

生活の記録

2022年2月1日(火)〜3月6日(日)

2月はとにかく忙しかった。連日21時・22時退勤みたいな日が続いて完全に疲弊しきっており、最近ようやく落ち着いてきて「人間の生活」を取り戻しつつある。いつもはiPhoneに打ち込んだメモをもとに日記を書いているがこの1ヶ月はろくな記録がないし、時間が経ちすぎて新鮮さが失われたのでいくつか書きたいことを書きます。

無印良品「ぶどうのクッキー」再発

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「一番好きなお菓子は」と聞かれたら「ぶどうのクッキー」と答えると思う。ずっとどの店舗にも置いてなくて半ば絶望的な気持ちだったのだが、数ヶ月ぶりに見つけて喜びとともに回収した。廃盤ではなかった。よかった。「ぶどうのクッキー」の硬さには個体差があり、自分はガリガリ硬いやつが好きだ。数ヶ月ぶりに手に取った大袋の中身はどれもこれも柔らかいやつで、まるで久々に会った友人がすっかり変わってしまったかのような物悲しさを覚えていたのだが、先日別のを買ったらちゃんとガリガリ硬いやつも入っていた。安心した。

酒と泪と男と女

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近所の銭湯・桜湯に行った。ここのスチームサウナのBGMはいつも渋くて、この日は『酒と泪と男と女』。「男は〜」「女は〜」と連呼する歌詞は今聞くとちょっとなと思うところもあるが、年季の入った浴室の雰囲気も相まって曲の持つ哀愁が五割増だった。昭和歌謡と蒸気でぼやけた視界が溶け合うこの感じを味わうためにここに来ている節がある。過去に流れた『悲しくてやりきれない』もよかったが、ダントツは『川の流れのように』だった。あれは桜湯のスチームサウナで聴くための曲です。あとこの日気づいたのだが、京都の高齢者はめっちゃ「ごめんやす」「おやすみやす」と言う。

寿司屋

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Twitterで「町にある普通の寿司屋には行っといたほうがいい」みたいなつぶやきを見つけて機運が高まり、思い当たる店があったので行った。そもそも寿司屋に馴染みがなく、自分の寿司屋概念は「回転寿司か、回らない高級カウンター寿司か」みたいなところがあり、後者のような店には入ったことがない。去年知った別の店はこの中間に位置するような雰囲気と価格帯でちょうどよかったのだが、今回の店は外から店内の様子が全然見えず、店先にはテイクアウト用のいなり寿司の見本が置いてあるだけで「いなり専門店か…?」と思わせる要素もあり及び腰だったが、入ってみれば町の食堂のような雰囲気ですごく居心地がよかった。寿司屋概念の解像度が上がってよい体験だった。

すこし生活が落ち着いてきたので心身の調子をご自愛しつつ、春からは楽しいことをやっていきたい。