数日前から起床時間をメモに残し始めている。この日は7:30。やや身体がだるいが掃除をしたり植物に水やりをしたり、思い立ってヨガを15分くらいやるとわりに調子が良かった。頭痛ーるを開くと明日の雨に向かって気圧が下がってくるらしい。ヨガをもう少し生活の中に自然に取り入れていきたい。数年前に体調を崩しかけたときにヨガのスタジオに通ってみて、これは自分に合っているという実感があった。呼吸と身体の動きに焦点を当てることで、過去・未来・他人といったものごとから距離を取って、よく言われる今・ここの自分の感覚に立ち戻ることができる。ような気がする。誰かからそう聞かされているのをそうだと思いこんでいるのかもしれないが、そういう効果があると思っている。ただ、仕事に追われて視野がどんどん狭くなって、トイレットペーパーの筒を通して世界を覗いているような状態に陥った状態ではヨガがあるじゃないかということになかなか思い至らない。思い至って、効果を実感して、思い至って、を繰り返してそれがようやく普通の状態になる、そんなふうになればいいと思う。
午前中はできるだけデスクワークをして認知機能を働かせる練習をしようと思いたち、日記を書いて、そのあと『大阪の生活史』の私家版にようやく着手しようという気になり、数カ月ぶりに書き起こしデータを開いた。手元のパソコンにはWordが入っておらず、以前書き起こしをやった時は体験版をインストールして乗り切ったのだが、今回はどうしようかと思い、あれこれ調べたがとりあえずPagesで基本的な編集作業を行うことにした。今回は基本的に語り手から許可を得られたパートは全て載せて、親族に配る用なのですべて実名にするつもりだ。レイアウトや、本としての体裁をどうするかは原稿を整え終わった後に考えることにして、その時は誰か詳しい人にアドバイスを請いたいと思う。
