3月27日(土)桜の季節
天気がよかったので外に出た。高瀬川沿いの桜に群がって写真を撮る人たちを見て「ああそうだ、桜の季節はこういう感じだ」と思い出した。去年、いつもなら晴れ着の人でいっぱいになる桜の木の下には誰もいなかった。もちろん状況が好転しているわけではないのだが「そうだよねみんなガマンしてたよね…」みたいな気持ちになった。藤井大丸をぶらつき、MHLの服は高いけど良いな…と素通りしてヨガスタジオへ。そのあと錦湯でひとっ風呂浴びてから帰路。
京都三条ラジオカフェ跡にできた小洒落たタピオカ屋は跡形もなくなっていた。夕食は4品、自炊熱が高まっている。
3月28日(日)長瀬・城島
次のZINEを作るべく、inDesignの無料体験版をインストールした。最初全くどうしていいかわからず途方に暮れていたけど、ネットで使い方を調べながらひたすら触っていたら少しずつ勝手が掴めてきた。確かにこれは便利やわ。ただ、組版作業自体が好きかと言うとそうでもないかもしれん。ギターの音、そろそろ隣人から注意されないか心配だ。『俺の家の話』最終話が良すぎてぽろぽろ泣きながら見た。長瀬熱が高まりすぎてツイート検索していたら鉄腕DASHスペシャル放映を知り、壊れたはずのテレビをつけたら映った。昔の映像とか出てきてよかったな。3,000歩企画好きだったので嬉しかった。クレーン免許をとった城島リーダー、カッコいいよなあ。
3月29日(月)無題
出勤。胸のあたりがつかえた感じがする。前任者の引き継ぎに、あまりに抜け漏れが多くて疲れ果ててしまった。ノー残業だったが帰る頃にはヘトヘトである。
3月30日(火)青いイナズマ
有給。NHKラジオのニュースを聞いていたら、桜の開花情報を伝えるアナウンサーの後ろから「バーニンバニン、ウォーウォウォ…」と『青いイナズマ』のイントロが流れてきて爆笑してしまった。曲が終わってから選曲の意図が説明されたが全然頭に入ってこなかった(なんか春の雷?が多い時期?とか言っていた)。そういう説明は先にしてくれ。洗濯、朝食ののち外出。図書館に寄って、近くのスタバでつい昨日買った東畑開人『居るのはつらいよ ケアとセラピーについての覚書』を読む。色々と胸のつかえが取れる感じがして一気に読んだ。パン屋に寄って、鴨川河川敷に移動してお昼。
少し昼寝。レジャーシート代わりに持ってきた新聞紙は大正解。もっかいスタバに戻って読書の続きとZINE作成の準備など。自分と同じ日に入職した同僚が明日退職なので、送別の品を買って帰宅。
3月31日(水)モニタ
空が明るい。最寄りの地下鉄入り口で地下に潜らず、少し先の入り口まで歩く。改札は一箇所なのでかかる時間は同じ。日光を浴びられるのが嬉しい。職場のノートPCにキーボード繋いで高さを出して、デュアルモニタにしたらめちゃめちゃ快適になった。相変わらず、引き継ぎの雑さが発覚する案件が続いて腹を立てている。帰ってinDesinを触るがモニタを見すぎて疲れた。
4月1日(木)ツタヤ
実家近くのツタヤが明日閉店と知ってびっくりした。新譜を買うのも、買うほどでないが聞いておきたいCDを借りるのも、レンタル落ち100円コーナーを漁るのも全部ツタヤだった。地元から文化資本がどんどんなくなっていく。夜、銭湯に舐達麻のデルタナインキッドに似た兄ちゃんやら肩にNARUTOのタトゥー入れたスキンヘッドの(おそらく)外国の人とかがいて愉快だった。今日はまだ仕事をコントロールできている感があってよかった。人手は単純に減っているのだが…。夜、『居るのはつらいよ』を読み終わる。自分は心理士ではないが、前職の領域は近いものがあり「これは自分の話だ」と救われる気持ちだった。その時読むべき本というのは水を飲むようにするすると読める。