1月28日（日）
車を使う用事があり数ヶ月ぶりに運転した。走り出してすぐ、機器操作のため道路脇に一時停車したあと、ハザードをつけようとしたところ間違ってエンジンボタンを押してしまった。前回運転したときに比べれば注意力は回復している気がしたが、走行中にエンジンボタンを押してしまうような事態を想像して恐ろしかったので妻に運転を代わってもらうことにした。途中、立ち寄ったスーパーの警備員のおっちゃんの身のこなしがたいへん軽やかで、停めにくい位置に駐車するにあたってのアドバイスもくれたうえに出庫のコツまでにこやかに教えてくれた。あんなにかっこいい警備員は見たことがない。さらに夕方立ち寄った別のスーパーでは、レジの店員さんの動きに目を奪われた。膝を使って体重移動しながら商品をスキャンしており、動きに全く無駄がなくとにかく速い。町の隅でひっそりと活躍するプロフェッショナルを続けて目撃した一日だった。
1月29日（月）
午後、荷物の集荷に来てくれたヤマトのおじさんが終始タメ口で話しかけてくるのが気になった。タメ口でも気持ちのいい場合とそうでない場合がある。学生にでも間違われたのだろうか。荷物の発送を終え、比較的元気があったので図書館で新聞を読み、『ラヴィット！』で紹介されていたファミマのチョコパンを目当てにコンビニに行ったが売り切れており、別のパンを買って帰った。風呂で柿内正午『あまり読めない日々』を飛ばしながら読む。表紙が撥水加工されていて、風呂の中で読んでくれと言わんばかりの装丁だ。
