とりあえず日記

とりあえず日記

生活の記録

5月15日(土)〜21日(金)

5月15日(土)無題

ありがたいことに、友人・知人がZINEを読みたいと言ってくれたので発送。ZINEは読み手に届くまでが制作の過程なのだなあと思う。このあいだ電子書籍セールで買った『A子さんの恋人』最終巻をようやく読んだ。ううう〜と布団の中で泣いた。よおできた話やなあ。これは紙の本で買って、手元に置いておきたい類だった。

5月16日(日)梅雨入り

雨。たしかこの日が梅雨入りやったかな。とにかく調子が悪い。午後から出かける予定だったが外に出る気にならず、社交エネルギーを使える気もしないので予定をキャンセルして家で寝た。友人から、精神科医がやっているYoutubeチャンネルの動画リンクが送られてきたのでそれを見続ける。睡眠アプリ(睡眠状態を記録してくれる)と朝の散歩が推奨されていたので試すことにする。

5月17日(月)使用済み電池

休み。5時くらいに起きて散歩。朝食後に調子が悪くなってきたので足湯。しながら久しぶりにmixcloudを開くと、1年前くらいに録ったキックザカンクルーのミックスが意外と聞かれていて嬉しい(言うても100回くらいですが…)。途中明らかに入りの小節をミスっている箇所があるけど、ええねん。よければきいてください。『マルシェ』みたいなアッパーな曲ばっかと違うんやで、という気持ちがこもっている。KICKはわたしの青春…。

www.mixcloud.com

昼、手続きのために区役所へ。入り口で「ああ、またや」と思う。使用済み電池を持ってくるのを忘れた。京都市で電池を捨てる時は指定の回収場所に持っていく必要があるのだが、そのひとつが区役所だ。自分はこの6年で5回引っ越しており、そのたびに最寄りの回収場所に持っていくタイミングを逃し続け、もう使えない電池たちをレジ袋に入れたまま、部屋から部屋へと連れまわしている。このままだと次も一緒に引っ越すことになってしまう。

5月18日(火)方法論

このあいだ知った精神科医の書いた本を買って、書いてあることをやってみることにした。具体的には「悩みを書き出してToDoにする」とか、朝の散歩とか、夜の日記とか、こうして並べるととてもシンプルでありふれたものだけれど、大変ためになった。いわゆる「ノウハウ本」みたいなのをバカにしているところがあったので、とても反省した。ちょうどこの記事を読んで、自分にも思い当たるふしがあると思ったところだった。

note.com

ちなみに買った本は『精神科医が教えるストレスフリー超大全-人生のあらゆる「悩み・不安・疲れ」をなくすためのリスト-』である。方法論大事。

5月19日(水)無題

朝から冷蔵庫に入っていた味噌汁を鍋ごと床にひっくり返し、駅までの道すがら犬の糞のようなものを踏み、電車内のニュースで田村正和の訃報を知った日。「今日はあまりよくない気がするぞ…」とiPhoneにメモした。案の定、昼過ぎから寒気がしてきてダメだった。星野源とガッキーの結婚はただただ驚いた。そんなことほんまにあるんかいな。 

5月20日(木)早退

どう考えても風邪っぽく、調子がよくないので早退した。夜は大雨。

5月21日(金)西の空

不調が続いていたので仕事を休んだ。寝たりちょっと用事したりして、夕方には回復してきた。少し外に出たら西の空が綺麗だった。空が綺麗なとき、Twitterで「空タイムです」「空見て空」とつぶやき続けている人がいるのを思い出して、少し真似した。

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5月8日(土)〜14日(金)

5月8日(土)くねくね

久しぶりに実家に帰った。駅から住宅街を抜ける途中、小学生くらいの男子3人組がキックボードに腹這いに乗って、手だけで地面を蹴って坂道をこちらに登ってきた。ホラーだった。キックボード?あれはキックボードなのか?あの、スケートボードが真ん中で二つに割れていて、腰をくねらせながら進む板。「スケートボード 子供 くねくね」で調べたら「キャスターボード」という名前だとわかった。知らんかった。

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京都駅の天井(帰りに撮った)
5月9日(日)黄砂

朝から冬物を洗濯して、ブログを更新して適当なパスタを作り、昼寝した。午後からZINEを置きに源湯へ。風呂から上がると小雨が降っていた。「洗濯物干しっぱなしですわ」と番台のところで愚痴る。雨の中、少しだけ散歩。週に1回やってくる足つぼ師の方とヨガの話とかをした。帰って黄砂混じりの雨に降られた冬物を取り込む。

5月10日(月)5秒

Twitterで「5秒のことを200字で日記に書く」と言っている人を見て、やってみたいなと思った。今日のことを書くとしたらどこの5秒だろうか、みたいなことを考える。あんまり思いつかん。

この日はよく晴れていて、仕事で10人くらいの個人写真を撮影した。職種は写真家でも広報系でもないので、必要に迫られた素人仕事である。けれど、備品の一眼レフを構えながら「こっちの角度のほうがいいですかね」「どんな顔していいかわかんないすよね」とか言いながらバシャバシャ撮るのは楽しかった。

5月11日(火)悪い会社

眠い。「5月病」って外国にもあったりするんかな、みたいなことを考える。職場のフロアには30人くらいが座っていたのだが、最近隣の部署が引っ越して、自分の所属する部署のたかだか5人くらいだけが残ってしまった。床面積の4分の3は空白地帯である。他部署の人がやってきて「なんか悪い会社の事務所みたいやな」といって笑って去っていった。「なんですかそれ」と返して笑った。

5月12日(水)栓

朝、家を出るのが少し遅れた。駅まで小走りしていたら、カフェの軒先の地面に刺さった排水溝のフタを蹴飛ばしてしまった。ちょうど、お風呂の栓みたいな黒いゴム製の丸いやつ。こんなもん外で初めて見たな、と思いながら少し引き返して元の場所に戻した。

この間、足つぼマッサージの人から「足先冷えてますね」「全身温めりゃいいってもんでもないです」「サウナとか好きな人は足冷えてる人多いです」と聞いたので、銭湯でも家でもしばらく足湯してから湯船に入るようにしている。すごい。足あったかい。

5月13日(木)エアロゾル

雨。帰り道、マクドに寄ってジャンクな晩飯を喰らい、病院に寄って帰る。ヨドバシの1フロアがキャンプ用品売り場みたいになっていた。流行っているのか、キャンプ。帰って元同僚に電話で相談に乗ってもらう。玉の湯に行くが、エアロゾル感染があると聞いてから少し躊躇するようになってしまった。

5月14日(金)ビール瓶

通勤電車の乗り換え途中、階段にビール瓶の破片のようなものが散らばっていた。ビール瓶。でもビール瓶にしては破片の量が少ない気がする。誰かが誰かを殴ったのだろうか。階段で?いや、ビール瓶といえば「殴る」みたいな発想もどうかしている。まわりは酒とか血で汚れてはいないし、喧嘩があったわけではなさそう。なんで?茶色くて、この中途半端な量のガラスのかけらはどこから…とか思いながら電車に乗る。帰る頃には忘れていた。

ZINEをつくりました

ZINE(ジン)をつくりました。

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「ZINEとは英語で、「個人または少人数の有志が非営利で発行する、自主的な出版物」のことだ。(『野中ももの「ZINE」小さなわたしのメディアをつくる』)

◎経緯 

ZINE作成には以前から興味があって、文学フリマ(※)には客として行ったことがあったけれど、なんとなく縁がないなあと感じていた。そんな中、通っている銭湯で去年の秋にZINE持ち込み企画をやっておられたので、このブログの2020年4月の日記をまとめたものを作って置いた。

 ※小説やエッセイなど、幅広い「文学作品」の展示即売会。

主催の方が読んでくれたり、会ったこともないお客さんが読んでくれたという反応を店主の方づてに聞いたりして、気をよくして2冊目を作ろうという気持ちになった。

◎今回やってみたかったこと 

・表紙をちょっと分厚くする

前回は本文も表紙も全部コンビニのコピー用紙を使ったので、手に取るたびに折り目がついたりしてちょっとな…と思っていた。紙の種類には疎いので、とりあえず家庭用プリンタで使える・手触りがよい・お手頃なものを文具屋で買ってきた。

InDesignを使う

前回はぜんぶwordで作業したのだが、パソコンが古いせいか動作がクソ重く、まとめ作業中に発狂しそうになった。出版物づくりに特化したソフトへの興味と、Adobe製品使えたらなんかかっこええなという下心で使ってみた。ちなみにソフトは買い切りではなく一ヶ月間だけのサブスク契約。契約更新日までに完成させることにした。

・複数冊つくる

知人・友人にZINEを作ったという話をすると「読んでみたい」と言ってくれることがあったので、もしそういう人がいたら渡せるようにしたいなと思っていた。

◎内容

・2020年5月〜7月の日記のまとめ+あとがき
・A5サイズ、本文38ページ

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主に、このブログに以前書いたことを加筆修正したものです。

 -シェアハウスでの生活

 -30過ぎての転職活動

 -それに伴いじわじわと体調を崩していく様子

 -銭湯めぐりの解禁

 -配信ライブが嬉しい楽しい

などについて書いています。ですが、某共同生活リアリティショー的な描写や転職活動のノウハウなどは一切ありません。淡々とした生活の記録です。最後に、日記を読み返して思うことなどを「あとがき」として加えました。

完成間近のタイミングでTwitterを開いたら、プロの編集者の「有名人でないかぎり個人の私生活に興味は湧きません。よほどの文才がない限りは」という趣旨のツイートを見て心が折れそうになったけれど、なんとか耐えた。

ジンを作る人たちに「自分のことを伝えるなんて恥ずかしい」だとか「自己満足」だとか「ガス抜きに過ぎない」だとかの意地悪を言う人たちもいる。だけど私は「伝えてみないと何も始まらないのでは?」と思う。ジン活動は自分の人生を主体的に生きるための練習であり、同時にかけがえのない本番。(『野中ももの「ZINE」小さなわたしのメディアをつくる』)

その編集の方の発言はZINEに向けられたものではないし、「意地悪」で言っていないのは十分理解できるのだけれど、救われた。野中さんありがとう…。

◎置き場所など

・源湯(京都市上京区

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twitter.com

上述した銭湯です。風情と渋さがあって、ゆったりできて、ちょっと刺激もあるような、すてきなお風呂です。「春のZINE祭り」という、誰でもZINEを持ち込めるゆるい催しが開かれているので、そこに置かせてもらいます。

・手渡しなど

もし「手にとって読みたい」という奇特な方がおられたら、DMなどください。手渡しか、あるいは送りつけます。

◎ふりかえり

・基本は大事

喜び勇んでInDesignを使い始めたはいいものの、ひととおりの操作を覚えるので一苦労だった。諸々の機能は慣れれば(そして覚えていれば)次に何か作るときに効率化につながるだろう…と期待したい。あと教則本とかを見ずにネットで適当に調べながら作業したので、後半に大きな問題が発生して破綻した。なにごとも基本は大事。ちなみに(当たり前ですが)InDsignを使ったからといってクオリティが爆上がりするということはなく、編集やデザインのプロに対する畏敬の念が高まりました。

・文字ばっかりになった

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行き当たりばったりで作っていたらものすごいページ数になってしまい、中綴じ製本(真ん中をホチキスで綴じる)の限界を越えたので、段組を変えて、思い切って写真とかを削りまくった。上は、数少ない写真のあるページ。もう少し写真とかを入れたかった。あと行頭一字下げとか全然やってないな…とあとで気づいた。

・安いプリンタは字がぼんやりする

テストプリントのたびにコンビニに行くのが面倒で、中古の安いプリンタを買ったのだが印字がぼんやりとして読みにくかった。なので結局、本文はコンビニプリントすることにした。 プリンタはテスト用と割り切って使うことにします。

◎最後に

自分で作るのは楽しい。

完成までのことをちょっとだけ日記に書いていたので、よかったら読んでください。

r-ps22.hatenablog.com

www.shobunsha.co.jp