とりあえず日記

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生活の記録

5月5日(火)スイーツ屋

目覚めはあまりよくない。二日酔いとまではいかないが前日の酒の影響か頭がぼーっとする。洗濯機を回して米を炊き、部屋を掃除して朝食。いいごま油を買ったので卵かけご飯にしようと思っていたがなぜかスクランブルエッグを作り始めてしまう。
 
タツ布団を洗濯機にかける。なんか何もする気が起こらず二度寝洗濯の終わった布団をベランダに干し、外に出ることにする。パン屋に寄って鴨川へ。座るのにいい場所を探してしばらくうろうろして、程よい木陰を見つけたのでそこで昼食。岸雅彦『マンゴーと手榴弾』を読む。沖縄戦の自決について語られる部分が壮観だった。眠くなってきたので日陰になっている大きめのベンチに移動して昼寝。少し離れた隣の老人は、ハンモックを木の幹に掛けてくつろいでいる。

少し移動して、木屋町の駐輪場に自転車を駐める。河原町通りの歩道を、スケボーに乗った若者3人ぐらいが車輪の音を響かせながら通り過ぎる。いつもよりも人が少ないことに気がついて駐輪場に戻り、自転車を押しつつ河原町通を歩く。写真屋焼肉屋、不動産屋、靴屋、カフェなどあらゆる店が閉まっている。携帯ショップも夕方に閉店した様子。モスやマクドH&Mは開いていた。四条通りに「マスクあります」というのぼりが見えて立ち止まる。小さなタバコ屋くらいの店先に、3枚入りの洗えるマスクのパッケージがカーテンみたいに天井から連なって並んでいる。左側は白、右側は黒。少し悩んで黒色を1つ手に取ると、カーテンの向こうから「ありがとうございます」と男性の声がする。マスクを渡して、会計中にふと上を見ると「閉店セール」の文字が目に入る。店の看板をよく見たらスイーツ屋だった。
 
人がまばらな寺町通りを北上。開いているのは一部の雑貨屋や服屋くらいで、ここにも「マスクあります」の文字がある。途中、前を通ったケバブ屋の店員がやたら陽気だった。完全に『あまちゃん』に出てきた片桐はいりの「まめぶ汁」と並んで客引きをするあれだった。三条通を西に抜けたところにある烏丸御池大垣書店の前には、自転車がいくつも停まっていた。さっきのスケボーといい、路上の自由度が増している。