とりあえず日記

とりあえず日記

生活の記録

2023年4月29日(土)

あわただしく洗濯やらを済ませて家を飛び出した。梅田で祖母のお誕生日会があるのだ。道すがら花屋に寄る。「これなんていう花ですか」「芍薬ですね」芍薬!これがそうなのか。折坂さんが叫んでいたのはこの花。蕾が大きくて気に入ったので花束に加えてもらう。花屋では不思議とあんまり物怖じせずに色々聞ける。「知らないのが恥ずかしい」みたいな気持ちにならない。これは薔薇ですか。そうですね、こっちも薔薇です。花束抱えて阪急に乗る。

少し遅れて店に着くと親戚がみな揃っていた。机の上に似たような天つゆの容器が2つあり、叔母から「こっちが濃いやつ、こっちが薄いやつ」と教えてもらったが5秒後には忘れて何度も聞いた。弟に「覚える気ないやろ」と言わて、たしかに覚える気がない。濃くても薄くても構わないと思っているふしがある。祖母はお花を喜んでくれたようでよかった。『大阪の生活史』聞き取りのお礼をいう。

解散したあと、大阪の街に繰り出そうとすると弟がついてくるという。梅田からバスに乗りセレクトショップのstructへ。店主の原田さんに、ひょっとしたら覚えておられないかも…のニュアンスを混ぜた自己紹介をすると「覚えてますよ!」とあかるく言ってくださった。かえって気を遣わせてしまったかもしれない。次はこちらもあかるく「こんにちは!」と言おう。買い物をして靱公園を歩く。

弟が最近、オンラインゲームで知り合った友人と喧嘩別れしたらしい。話を聞くかぎり理不尽で不誠実な行動を取っているのは向こうなので「それはクソ」と言っておいた。公園を奥に進み、街中にこういう場所があるのはいいねえ薔薇が綺麗だねえと眺めていると、すれ違ったカップルが飛び立つ鳩の群れを見て「きっしょ!」と叫んだ。そんな言葉使わんでも、と悲しい気持ちで公園内の謎オブジェを眺めた。雨が降ってきた。

梅田に戻り、ルクアなどを物色してヘトヘトになって帰宅。大阪は都会すぎる。

f:id:r_ps22:20230504131920j:image

open.spotify.com