とりあえず日記

とりあえず日記

生活の記録

2月16日(金)

本棚とコンポスト、それからプランタを作るための木材の買い出しにホームセンターに行く。事前に設計図をつくり購入する木材の種類や寸法はある程度決めて置いたのだが、やっぱり現物を見て検討したり判断したりしなければいけないことがあって木材カットや運搬など合計で2時間くらいかかってしまった。木材を運ぶために軽トラをレンタルしたのだけれど、受付でさらっと「保険とかは入っていませんので何かありましたら全てお客様のご負担となりますのでご了承ください」と言われ、当然といえば当然なのだがおののいた。ハンドルを握りながらすごい緊張感だ。住宅街でいきなり子どもが飛び出してくる可能性は何%くらいだろうか。あるいは暴走車が正面から突っ込んでくる確率は。いくら自分が安全運転を心がけていても向こうからやってくるアクシデントは避けようがなく、それが次の瞬間に起こらないとは限らない。とにかく家に帰り着いてエレベーターなし3階の部屋まで何往復もして木材を運び込んだら部屋が合板まみれになった。事故は起こらなかった。

夜、栄盛湯に行って風呂に浸かり、定期的に浴槽で「ああああん」と鳴くおじさんの声を聞きながら、棚を作るというのはすごく合目的的なことで、ある種の建築みたいなことだよなということを考える。これは明らかに九段理江『東京都同情塔』を読んでいることの影響で、この作品の主人公は建築家だ。作り出したい成果物があり、そこに向かって計画を立てて準備するという一連の作業を久しぶりにやった気がする。

日々取り組む仕事によって言語体系は影響を受ける。官僚的なものの考え方、喋り方、書き方を繰り返すということは、官僚的な世界の捉え方、生み出し方をするということだ。

みたいなことを手元のメモに書いた。棚作りとは関係ない。仕事について考えていたときのメモだ。

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