進行役としてオンライン会議に出席していると、高校の同級生が遅れて参加してきた。彼は何らかのビジネスプランについて熱く語っている。同じような熱量が自分の中にないことを自覚し、どことなく居心地が悪い。会議が終わり、同室に居た髭とサングラスの中年男性に「次からは君もおんなじ立場だからね」と言われる。次は進行役に甘んずることなく、同じようにプランを発表しろということだ。全く気持ちが乗らず、同室にいた他の人に席を外してもらってから「実は体調が悪いんです」ということを白状したところで起床。初夢というのは元日の朝の夢のことを指すのだろうか。それとも元日の夜のほうだろうか。いずれにしてもろくな夢ではない。
気温が低くすっきりと晴れている様子を「お正月のような気候」といったりするが、この日はパラパラと雨が降っていた。もっと気温が低ければ雪になっていたのだろう。午前中におせちとお雑煮を食べてくつろいだあと、雨が弱まってきたので近くの神社へと向かう。おみくじの列を通り過ぎるとき、若い男性が「おみくじは情報商材と一緒やからな」と言っていた。地震があったことは自転車に乗っていて全く気が付かなかった。ニュースをひととおり眺めたあと、ずっと見ていても状況が変わるわけではないので録画していたバラエティを見たりするが、どこかうわの空で落ち着かない。実家はうちよりも震源から離れているがけっこう揺れたらしい。午前と午後で違う世界に迷い込んでしまったかのようだった。
