とりあえず日記

とりあえず日記

生活の記録

2月23日(金)〜24日(土)

2月23日(金)

鼻をかんで「ア゛ーー」と思わず声が出て、妻と「おじさんみたいだね」「おじさんだからね」「でも自分たちでおじさんおばさん言うのやめたほうがいいよね、本当にそうなってしまう」というやりとりをした。花森安治も言っている。

「まあ、ためしに、あなたおいくつですか、その年から十をひいた年、四十四才なら、おれは三十四だぞ、と大きな声でどなってごらんなさい。五十七才なら、私は四十七だわ、と声にだしていってごらんなさい。ふしぎに、体内に元気があふれてくることうけあいです。」花森安治『お互いの年齢を10才引き下げよう』

この日はプランタを作って塗装をした。次はいよいよ本棚である。

2月24日(土)

昼、妻と自転車に乗りしばしで営業再開した山食音へ。ミールスとソイチャイをいただいた。レジ前に花粉症に関する小冊子が置いてあり、聞けば東京の漢方医の方が書いた本らしく、ちょうど今年も花粉症の症状が出始めたところだったので購入した。その足でグランピエに寄りクッションを買い、喫茶チロルで休憩したあとcotohaでガジュマルを買い、北野天満宮で梅を見た。およそ自転車で移動するには不釣り合いな紙袋を下げたまま、妻と解散して堀川会議室へ向かう。岸野雄一さんがDJとして出演するイベントがあると聞きつけて向かったのだが、友人2人と合流したところで岸野さんの出番は終わってしまったことがわかり、隣の京極ダイニングでハンバーグを食べた。地方への移住の話、向いてない仕事の話、畑をやりたい話、廃業した銭湯の話。店を出て長者湯に浸かって解散。たくさんものを買ってたくさん話した一日だった。

夜、妻と『不適切にもほどがある!』の感想の話になり、ネット上にドラマの一言一句を取り上げて批判している人がおり、理解できる部分もあるがドラマにそこまで求めるのかと思ってしまう部分もあるという。たしかにドラマは啓蒙のための道具ではないもんね、と返す。このあいだ日記にドラマの感想を書いたが、自分はドラマ批評を書きたいわけでもないし、どこかで「社会的な問題に対して関心がありますよ」という無自覚なポジショントークめいた書きかたをしてしまった気がして、ダサいなと思う。

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